ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

ベーゼンドルファーの響き田園ホール・エローラ

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松伏町というと「どこ?それ」と聞かれるのですが、埼玉県の三郷市吉川市越谷市に隣接し、私の住む松戸からは江戸川沿いを車で走れば1時間足らずで辿り着く「お隣さん」感覚の町です。
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その昔、県立松伏高校の音楽科に勤めていたこともあって、親近感が強いのですが、何より音響のいいホールがあるのが素晴らしい!

当時は校内演奏会で生徒たちが弾いたり、私自身も講師演奏をさせていただいたことがありました。
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ご縁があって、町のYouTubeチャンネルにも何曲か出演させていただいていますが、今回は町主催のイベントで演奏させていただくことになりました。
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なんといってもこちらのホール、ベーゼンドルファーがあるのです。

自然と選曲はピアノの響きに合うものを、となります。嬉しい限りです。
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今回は気心知れた「いつもの」仲間たちと一緒に名曲コンサート、研修会というカタいイベントの最後にリラックスして聴いていただけたら、と願いを込めて演奏します。
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響きの良いホールにピアノ…もうごきげんでノリノリ!リハーサルも捗ります。
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オープニングはトランペットヴォランタリー

ダイアナ妃の結婚式で演奏されました、と言っても知っている人の方が少なくなりました。
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バッハの無伴奏チェロ組曲で豊かな響きをお聴きいただいたあとは、モーツァルトの歌劇「魔笛」から2曲、迫力満点の「夜の女王のアリア」とトランペットとソプラノのやり取りが楽しい「パパパの二重唱」

ピアノソロはモーツァルト繋がりでトルコ行進曲を。
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後半はシュトラウスオペレッタ「こうもり」から「公爵様、あなたのようなお方は」「乾杯の歌」を華やかに。

そしてガーシュウィンの「サマータイム」と「バイシュトラウス」で軽やかに締めくくりました。
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ホールスタッフや主催の皆さんからも大変ご丁寧に対応いただき、控え室の冷凍庫にはなんとアイスがいっぱい!終演後に思わずパクリ!幸せでした〜
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田園ホール・エローラは足の便が今ひとつなことからなかなかコンサート会場には選べないのですか、音響のよさは大きな魅力です。

ぜひまた演奏、レコーディングの機会がありますように、いや自分で作れば良いのだ!

がんばります。

 

#松伏町中央公民館

#田園ホール・エローラ