ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

岩峰の山、瑞牆山にチャレンジ!

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ウィーン週間は毎年11月にやってきます。

ウィーンフィルの来日公演がいつもこの時期なのです。
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悩ましいのは、この時期は山歩きもベストシーズンだということ。

ならば両立するしかないでしょ!とレッスンやリハーサルの隙間に時間を見つけていってきました。
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遠くから見ても岩峰群が目立ちます。奥秩父の西にある瑞牆山(みずがきやま)

登山口からの歩行距離は短いものの、大きな岩を登らなくてはならないので、苦手意識がありこれまで避けてきました。
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信頼できる上田ガイドのツアーがあったので、勇気を出して参加してみました。筋力もなく鈍臭い私ですが、彼ならきっとリスクのない的確な指示をしてくれるはず、そう思ったのでした。
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韮崎駅から車で小1時間、増富温泉を目指して走り続けます。ぐんぐん山深くなり、見えてきたのが上の風景。圧倒されてしまい、とても登れる気がしません。
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それでも登山口の瑞牆山荘ふきんは黄葉が美しく、気持ちよく歩き始めます。
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富士見平小屋までは緩やかな登りとありましたが、なかなか地味に標高を上げていきます。
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途中、目指す瑞牆山の全容が見えました。

ひとりならここで臆して引き返すところ、ツアーなのでそうもいきません。
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富士見平小屋は金峰山への足がかりにもなるため、多くの人が立ち寄っていました。

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キャンパーもたくさんいました。
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富士山が見えるそうで?
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おぉ!山頂からも見えると嬉しいなぁ!
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さぁ、引き続き登りが続きます。

途中、木立の間からも岩峰群がニョキニョキと。
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桃太郎岩と呼ばれる大きな岩!

さぁ、ここからが岩登り、覚悟しなければ!
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と思ったら、案外岩の周りを巻くように登山道が作られていて、恐れていたほどではありません。
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途中、鎖を持つところや、3点支持で手足を使って登るところもありましたが、それほど高度感もなく何とかクリア。
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見上げると大ヤスリ岩が天に突き抜けるようにそびえます。
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白い岩が青空に映えます✨
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上田ガイドおすすめの場所でお昼ご飯。

大ヤスリ岩の麓で、他に誰もきません。f:id:amefuri5kumanoko:20241113100950j:image

大ヤスリ岩をすぐ横にみながら、遠く八ヶ岳を眺めます。

目の前の岩の上に立つと、なかなかの高度感!

みなさん記念撮影をしていましたが、ビビリな私は一歩踏み出すのが精一杯!
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それにしても好天に恵まれました。

これだけの眺望はなかなか得られません。
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ほどなくして瑞牆山登頂。

高尾山か?と思うほどの混雑です。
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南アルプス方面
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八ヶ岳
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富士山も!
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山標と富士山のコラボ
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さぁ、下山開始。

今日は下山の方が緊張感が高まりそうで、身の引き締まる思いです。
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上田ガイドのアドバイスを得て、怖い思いもせずに降りてくることができました。
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午後になっても登山者は後を絶たず、登り下りのすれ違いでは譲り合ったり、大きな岩の手前では渋滞ができたりします。

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桃太郎岩まで降りてきました。まだまだ気は抜けませんが、ホッとひと息つくことができました。
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黄金色の木々が美しい!
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日が傾いてきました。北側の斜面を歩く時は足元が暗くて不安になります。
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さっきまであの上にいたなんて。

またひとつ夢が叶いました。

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瑞牆山、また来られるかな?
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それにしても不思議な山。

岩の塔がニョキニョキたくさんとんがっていて、昔の人の山岳信仰する気持ちがよくわかります。

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岩場が苦手なのはなかなか克服できないけれど、バランス感覚がよくないことともともと怖がりなのは少しずつ慣れることで克服していきたいと思います。

何より長く歩き続けられるように健康のメンテナンスだけは継続したい!
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無事に下山、さぁ、ウィーンフェスタに向けてがんばりますよ〜!

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#瑞牆山

#奥秩父

#金峰山にも登りたい

#奥秩父主脈縦走もしたい